作州津山藩士であった芳村正秉(よしむらまさもち)を開祖とする。
明治維新後宗教界に身を投じ、教部省、神宮司庁に勤めたのち、神習講を結成したのが
始まり。
神習講を結成した一年後に神習教会となり、さらに一年後神道神習派として一派独立して
神習教と名乗る。
富士山、御嶽山、二荒山で修業を行い宗教体験を深めたので教義にもそれらが
あらわれている。
惟神道(かんながらのみち)を広く宣伝し、物忌法、祓除法、神事法、鎮魂法を中心として
教理を編み、その教えは、神秘的、修行的、内観的傾向が強い。
東日本中心に多くの教会を持つのが特徴で、本部は東京都世田谷区新町にあり、
教会数は105、教師数は260、信者数は15万2592(平成26年)。
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